あまり気は進まないのだが、将来の為に美砂から検査に行って欲しいということだったので、自分では大丈夫だと思っていたが、物忘れ外来というものを受診しようとセントラル病院に電話した。
前回、検査をした結果、用心の為に紹介された事を伝えると、わかりましたと受付の子が調整を行ってくれた。
そして、物忘れ外来は1回だけでは検査が終わるわけではなく3回ほど行かなければ行けないらしい。
費用は検査内容によるのだが5~7万円かかるとの事だ。
あ~あ、時間もそうだが、費用も結構かかる。飲み会を減らさねば。しばらくは家飲みで我慢しないといけない。
あと、一つ重要なことだが、「付添い人」が必要になるということだ。
美砂に頼むか?
だが、もしも認知症と診断されたら、美砂はどうするのかな?
結婚をしようと二人の中では合意がとれている。近いうちに計画を立てて結婚したいと言っていたが、俺が認知症と診断されたら、それでも付いてきてくれるかな?
逆の立場から言うと、俺だったらどうなんだろうか?
若年性の認知症は進行が早いという。
今だけを見ると、病になった彼女でも愛し続けるという決意から勢いで結婚をしたとしても、認知症は進行するらしい。
認知症が進行してしまったら、今の彼女が保っていられなくなり、今とは違う彼女になってしまうということになるんだろう?
俺は結婚して普通に子供を生んでもらって育てて幸せな家庭を築きたいのに、結婚したと同時に介護の心配をしなきゃいけないということになると・・・
いや、よそう。
俺が判断するわけではなく、俺が判断される側であって、俺なら迷わずに添い遂げるかという質問については、迷わずには判断できないということだ。
あー。怖い。
まさか、認知症なんて診断下りないでくれよ!
病院に一緒にいくのは母ちゃんにお願いするか?
いやいや、長崎に住む母ちゃんを東京まで来てもらって、認知症の検査の付き添いをお願いするなんて、心配をかけてしまう。
どうしようか。やっぱり美砂にお願いするか・・・。
どうであっても、認知症なんてなっていないと言って欲しい。
神様。
カテゴリ:若年性アルツハイマー患者の日記 [コメント:0]
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