
今回は、若年性アルツハイマー型認知症を題材にした映画といえば、何が一番オススメですか?と聞かれたら、「明日の記憶」と私は勧めています。
今回は、私が最もおすすめする若年性アルツハイマー型認知症の真実の姿を映画化した「明日の記憶」の紹介を行いたいと思います。
「明日の記憶」とは?
50歳を目前に控えた、広告代理店の管理職で第一線で仕事をしていた渡辺謙が、物忘れが気になりだし、認知症専門医を受診したところ「若年性のアルツハイマー病です」と診断をされるところから物語は始まります。
若年性アルツハイマー型認知症の為に、仕事や家庭生活が上手くいかなくなり、認知症が進行し、これまでの日常が崩れ去っていく姿と、認知症になった本人の恐怖や焦燥感、周囲の本人との関わり方の変化が前半描かれています。
後半では、会社を退職した後の妻と二人三脚での生活や、周囲の大切な人を忘れてしまったが、周囲の支えで生きていく若年性アルツハイマー型認知症の方の生活が描かれています。
明日の記憶の見所
・渡辺謙さんが若年性アルツハイマー型認知症が進行する様子
→あのハツラツとして前向きな部長が、人が変わったようになります
「この病気ってさ、止める薬も治る薬も無いんだよね。
だったらさ、あんたゆっくり死ぬんだって言ってくれよ。」
・仕事を辞めた後の陶芸教室での現実(木梨さんが絶妙に嫌な役をしています)
・渡辺謙が米粒を飛ばしながら泣きじゃくるシーン
・退職後の認知症が一気に進行していく様子
・バッドだが、美しいエンディングシーン
あまりネタバレになるとよろしくないので、箇条書きでかかせて確信には触れていませんが、「明日の記憶」を見ていただければ、共感して頂けるかと思います。
あと、YouTubeで公式の予告動画がありましたので載せておきます。
明日の記憶を見たほうが良い方
・若年性アルツハイマー型認知症が疑われる方に心当たりがある
・介護施設や医療機関に勤めていて、若年性アルツハイマー型認知症の本人や家族の気持ちを知りたい方
・家族が若年性アルツハイマー型認知症(若年性でなくともOK)にかかっている方
上記の方々には、非常に良い映画だと思います。
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※若年性アルツハイマー型認知症にかかっている本人が見ることについては、本人の置かれた環境や精神状態、認知症という病を受け入れているのかなどで、場合によっては本人の意欲低下などにつながってしまう恐れがありますので、かかりつけ医に相談をして見られる事をお勧めします。
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