若年性アルツハイマー治療方法

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若年性アルツハイマーと普通の物忘れの判断

目安時間:約 4分

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若年性アルツハイマー型認知症と普通の物忘れの違いについての判断方法をお伝えします。

一般的に、人はどのように物忘れをするのか

よく巷で聞かれるのが、人間は20歳代で知能や記憶力は20歳代でピークを迎えた後には、低下してくるという考えが一般的な認識だと思います。

しかし、現実的には、知能には流動性知能(新しいものを覚えたり学習する知能)結晶性知能(一般的な知識や判断応力や理解力など過去の事を活かして状況に対応する能力)の2種類があり、それぞれの知能は、加齢による変化があることがわかってきています。

 知能の生涯発達曲線
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資料元:東京都老人総合研究所編、サクセスフル・エイジング(老化を理解するために)、ワールドプランニング、東京、1998  

上記の図で示されているとおり、流動性知能は30歳でピークに達した後も、60歳までは維持され、その後、急激に低下していきます。

また、結晶性知能は60歳まで徐々に上昇し続け、それ以降は低下してくるのですが、低下の幅はなだらかであるといえます。

 

上記のように、世間一般が思っているよりも、物忘れというものは、40~50歳代では30歳代とほとんど変わりがないと言えます。

という事は、40~50歳代で、明らかに以前よりも物忘れが気になるという方は、注意が必要であると言えます。

若年性アルツハイマー型認知症と普通の物忘れの例

人間の加齢による物忘れについては、大体理解ができたと思います。

ここでは、具体的に、どのような症状がアルツハイマー型認知症で、どのような症状が普通の物忘れか例を挙げて説明をしたいと思います。

<単なる物忘れの場合>
・今日が何月で、月の前半、中盤、後半などはわかるが、日付を思い出せない。
・1日前の夕食のメニューを思い出せない。
・甥や姪の名前をど忘れしてしまう。
・買い物に行ったが、何を買おうとして行ったのか思い出せない。

 

<若年性アルツハイマー型認知症の場合>
・今日の季節がわからない。
・1日前に夕食を食べたのかどうか思い出せない。
・甥や姪がいた事自体をわすれてしまう。
・なぜ、お店にいるのかわからない。

 

単なる物忘れと若年性アルツハイマー型認知症の違いを相対的に列挙してみましたが、なんとなく違いを理解していただけましたか?
重要なキーワードとして、物忘れの場合単なるは「ヒント」を与えれば思い出せるという点です。

 

203例えば、日付については「給料日の1週間前だよね」や、一日前の夕食は「あなたの好物だったでしょ?」など言えば、記憶の糸が引きずり
出されると思います。

 

しかし、若年性アルツハイマー型認知症の場合は、ヒントを与えても思い出すことができません。
記憶の一部を忘れてしまうが、体験したことを覚えているのが、単なる物忘れで、その体験自体を忘れてしまうことがアルツハイマー型認知症であると言えます。


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