
実は、若年性アルツハイマー型認知症になるのは、いきなり今日なるという訳ではないということがわかってきました。
若年性アルツハイマーの初期症状がでるまでの期間はどれくらいあるのか理解する事が出来れば、病気の原因を予防する事が速く出来ます。
本日は、早めにアルツハイマー対策を行う為に、いつくらいから潜伏しているのか期間と対策をお伝えしたいと思います。
脳に溜まる「たんぱく質」が25年かけてアルツハイマー病に進行させる!
若年性アルツハイマーのみならず、高齢者のアルツハイマー型認知症の方は、共通して脳が萎縮します。
ですが、脳が勝手に萎縮する訳ではなく、ある物質が脳の萎縮に関係しているといいます。
その物質とは「βアミロイド」「タウ」という2つの異常たんぱく質になります。
まず、アルツハイマー型認知症になると、「βアミロイド」が最初に蓄積されはじめます。
この「βアミロイド」は脳の脳神経の老廃物で神経細胞を徐々に傷つけていきます。
その後、約10年間の期間を置いてから「タウ」たんぱく質が蓄積されるのが一般的であるといわれています。
この「タウ」たんぱく質が厄介で、脳神経細胞を死滅させる力を持っているといわれています。
そして、約15年の月日が流れると、顕著に物忘れや判断能力低下といった認知症症状が見られるようになります。
また、「βアミロイド」は45歳を目安に蓄積を始めると言われています。
つまり、若年性アルツハイマー型認知症の症状が出るまで
・45歳(βアミロイド蓄積開始)
↓
・55歳(タウたんぱく質蓄積開始)
↓
・70歳(物忘れなど認知症初期症状発症) このような流れが一般的になります。
ですが、若年性アルツハイマー型認知症の場合は、これらたんぱく質の異常の速度が速まってしまった結果・・・
・45歳(βアミロイド蓄積開始)
↓
・50歳(タウたんぱく質蓄積開始)
↓
・55歳(物忘れなど認知症初期症状発症) といった形になります。
もしくは、βアミロイドの蓄積開始年齢が早まってしまっているということが予測されます。
若年性アルツハイマーの初期症状発症予防方法
この方法は、一番よいといわれているのは規則正しい食生活と運動、そしてサプリメントによる足りない栄養素の補給が効果的であると言われています。
特に、アルコールは脳の萎縮を進行させる原因とされています。
「少量のワインは健康に良い」と言われていますが、元々飲みすぎでアルコールのコントロールが出来ない方は、最初の一杯を飲んでしまうと、酔いつぶれるまで飲んでしまいます。ですので、あくまでご自身で薬代わりに飲める方のみが言えるのが「少量のワインは健康に良い」という事です。
また、規則正しい食生活というものも現在は見直されています。
日本人は米文化で多くの炭水化物を摂取していますが、炭水化物の中には多くの糖質が含まれています。
その糖質を多量に摂取すると糖尿病になり、何と糖尿病患者は普通の人の2倍アルツハイマー型認知症になりやすいと言われています。
以上の点から、規則正しい食生活をおくるという部分に「低糖質を心がける」という事を追加しておくと良いかと思います。
また、運動を日常生活に取り入れている方は約半数と言われています。
家庭や仕事でも重要な役割を持つ年代だからこそ、病気の予防、つまりご自身の健康のために、早くから運動習慣を取り入れることが必要となります。
なにも無理にダンベルを上げたりトレーニングジムに通うという訳ではなく、1日30分は最低限歩く、週に2回は簡単な筋トレを行うという心がけから一歩先に踏み出した健康活動を行えば良いわけです。
今は、DVDを身ながら運動を簡単に行える書籍も多く安価で出版されています。
ぜひアマゾンなどでも気軽に検索できますのでご確認ください。
そして、足りない栄養素を補給する場合にも、栄養バランスが良いサプリメントを摂取する必要があります。
もし、若年性アルツハイマーにかかっている場合は、プラズマローゲンが最も良いのですが、まだ認知症の予防を行う段階なら、アルツハイマー予防にはヤマイモの力が有効であると富山大学が立証されています。
この山芋に有効とされているジオスゲニンと健康に有効とされている成分が濃縮配合されているサプリメントが最近発売になったようです。
説明が詳しくされているサイトがありますので、リンクを張っておきます。
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ぜひ、早めのうちから認知症予防を行い、いつまでも自分らしく毎日を送りましょう!
カテゴリ:若年性アルツハイマーの初期症状 [コメント:0]
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